
パチンコの広告デザインを制作していると、どうしても派手な校正になってしまい、万人受けするデザインじゃなくなってしまうという事があります。
チラシなどの宣伝広告は、どんな業種でもどんな広告媒体でも必ずターゲットとなる性別や年齢層を意識して作らなくてはなりません。
全てのターゲットに魅せる作り方はやはり『限りなくシンプルをイメージして作る』という事です。
今回は「シンプルかつ効果的なデザイン」について掲載していきます。
シンプルな広告デザインと派手な広告デザインの違いは?
まずは、シンプルな広告デザインと派手な広告デザインの違いについて解説していきます。
シンプルなデザインは『色数』、『フォント』、『素材』を限りなく最小限に抑えた校正です。
対して、派手な広告デザインは、特に意識することなくやりたい放題のデザインと言えるでしょう。
そもそも宣伝広告をする意味ですが、これは『集客』を目的としています。
依頼者の店舗にお客様が足を運んでくれればいいということですね。個人的なデザイナーの価値観や、パチンコ店側の意味不明な理想は一切必要のないことなのです。そうは言っても結果、どの宣伝媒体が集客効果があるかはその媒体によって異なりますので宣伝広告を出すお店側も曖昧なことが多いことでしょう。
シンプルな広告デザインとはどんなデザインなのか?
上記記載の校正を見てみると『色』、『フォント』、『素材』は最低限に抑えられている事が分かります。言うんであれば少々シンプル過ぎるかなと思いますので、新台のキャラをどこかしらに入れると尚、良い広告デザインになるでしょう。
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ターゲットごとにデザインを変える
本来の宣伝広告であればターゲットごとに広告デザインを変えることが一番効果的だと言えます。
例えば、折込広告のターゲットは年齢層が高めですので、比較的文字も大きく見せて、伝えたい内容をメインに持っていくといいでしょう。格好良さを求めても老人には伝わらないかと思いますので打ち合わせ段階でしっかりと話し合う事が大事ですね。
そして、ダイレクトメールは会員限定のサービスですので、会員カードを常に使っている年代と言えば20代~40代に当てはまると思うので、多少は熱さを濁すような隠れ宣伝を入れるなどをすれば更に効果的かと思われます。
このように、ターゲットによって広告デザインを変えて行くことが本来の宣伝広告の存在価値だと思いますので、意識して制作してみてはいかがしょうか?
まとめ
近年では、広告規制により、宣伝広告のキャッチフレーズにも制限がかかっています。
キャラの素材を大きく配置するなどの手段でしか、伝えることができないというのも現実的な悩む要素の一つです。極端にシンプルに作る必要はありませんが、あくまで『出来る限りシンプルに制作する』と意味のある広告が生まれるという事を意識して頂ければと思います。
補足ですが、ターゲットごとに広告デザインを変更すると、自社でデザイナーがいないのであれば、それだけ外注費用もかかってしまいますので注意が必要です。
広告デザインを自社で行う準備についてはコチラの記事で紹介しています。
パチンコ広告のデザイン環境は、たった4つの準備で即開始可能!?