
パチンコの広告デザインを広告会社に依頼するという流れはごく当たり前に行われていることですが、私は『デザインを自社で制作する』という事をオススメしております。
それには確かな理由があって、自社で制作することによって宣伝広告費の削減が大幅に出来るからです。
今回は『広告デザインを自社で制作するとどれくらい宣伝広告費が削減出来るか?』について掲載していきます。
何故パチンコ広告のデザインを自社で制作すると宣伝広告費を削減出来るのか?
パチンコ広告は基本的に広告会社に依頼して制作してもらうのが普通です。
流れとしては、
①広告会社に依頼
②デザイン開始~校了
③広告会社が印刷会社に外注
④納品
この流れが普通の流れなのはだいたい分かりますよね?
続いて、自社でデザインを制作した場合は、
①デザイン開始~校了
②印刷会社に外注
③納品
となりますので、広告会社に依頼する必要がありません。
自社でデザインを制作出来てしまえば、安く印刷してもらえる印刷会社を探せばいいだけのことですので宣伝広告費も必然的に削減出来るということですね。広告会社の利益の乗せ方は後日違う記事で説明しますが、ここで簡単に掲載しておきます。
広告会社は基本的に月間ベースでどれくらいの利益が出るかを計算していますので、折込が極端に安いのにダイレクトメールなどが異常に高いというケースも多々あります。もちろんその逆もあります。
分かりやすく説明していくと、一つの折込広告の依頼があったとします。
外注先の印刷会社の印刷料金に自社の広告会社の利益を加算して、更に校正代(デザイン代)を加算して請求します。
折込広告料金例
P店への請求額 | 印刷会社への外注額 | 広告会社の利益額 | |
印刷料金 | \150,000- | \120,000- | \30,000- |
校正代 | \30,000- | – | \30,000- |
合計 | \180,000- | \120,000- | \60,000- |
ものすごくざっくりの金額ですが、見て頂きたいのは広告会社の利益額です。
広告デザインを自社で制作出来てしまえば、上記の例だけでも6万円も削減する事が出来るのです。
月に6回ほど上記の広告を依頼したとしたら毎月36万円の削減が出来て、年間では432万円の経費削減が出来てしまいます。
従業員2名を雇用出来る金額が生まれてくる事が分かりますね。
これくらい削減出来るのであれば、自社で制作した方が100%得すると言えるでしょう。
まとめ
自社でデザインを制作出来るようになるとこれだけ得する事が出来るのです。
私はパチンコ店で働いていた経験もあるのでパチンコ店側の管理職の気持ちも良く分かります。今すぐに作ってもらいたい宣伝物もあるのに広告会社に依頼していたら間に合わないものもたくさんあります。
広告会社に依頼したデザインと自社のデザイナーの校正が違う事もまた問題ですよね。
一つのデザインを使い回しして店内のポスターなどの印刷にも使いたいのに、広告会社からデータをもらえないとなると、違うイメージになってしまいますが、自社で制作出来れば全てが同一のデザインで統一出来るのでお客さんにもイメージが付けやすいですよね。
宣伝広告費の削減、パチンコ店の広告イメージどれにつけても得する事しかありませんので私はデザインだけでも自社制作する事をオススメ致します。
しかし、広告会社は『広告のエキスパート』ですので最新の宣伝広告媒体の情報を持っています。極端に広告会社との関係を切ると情報を遮断するのと同じですので、広告会社から良い情報を得られるように関係性は残したまま上手く利用するほうがベストだと思います。
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